利用者に対して、違法業者と知られないよう様々な手段を使ってくる闇金業者。
違法な貸金業者は利用者が申し込みをおこなう際、ほとんどの場合において、闇金であることを隠しています。
ただ、契約を進めていく内に利用者側も闇金であると気が付きます。
しかし、気付いた時にはすでに手遅れ…キャンセルを受け入れてくれない、なんてことも珍しくはないんです。
そこで今回は、闇金の申し込みをキャンセルしたい時はどうしたらいいのか?という点についてまとめてみました。
近年、法律改正や闇金は悪であるというイメージの周知により、闇金業者による被害件数も少なくなってきました。
また、闇金業者側も利用者を獲得するために、闇金であることを隠し勧誘するなど手口も巧妙化しているため、知らずに利用した結果闇金だった…なんて事も最近ではよくあるそうなんです。
ただ、その際に申し込みをキャンセルしたら受け入れてくれるのでしょうか?答えは…まず、すんなり受け入れてくれる闇金業者は存在しないでしょう。
そもそも、闇金業者の中には「キャンセル金融」と呼ばれる闇金業者が存在していて、その手口は融資の申し込みをおこなった際に、あえて法外な金利を提示し、利用者がキャンセルする旨を伝えたところでキャンセル料を発生させ、このキャンセル料を搾取するという一連の流れを主な目的としている闇金業者となっています。
そのため、たとえ最初に申し込みをした先がこのキャンセル金融ではなかったとしても、闇金業者であればキャンセル料を発生させ、少しでもお金を搾取してくる事が考えられます。
その際、一般的によく知られている「クーリングオフ制度」と呼ばれるキャンセルをおこなうための制度が頭をよぎる方もいるかと思いますが、もちろんこれが適用される事はありません。
では、何も知らずに利用してしまった結果、闇金ということを知りキャンセルしたくなった場合はどうしたら良いのでしょうか?
方法としては、キャンセルする旨を闇金業者に伝えた上で、それに応じてくれなかった場合、警察に連絡する、闇金問題を取り扱う弁護士に相談する、法テラス等の一部無料で行なってくれる闇金救済機関に相談するなどの方法があります。
いずれにしても、一度キャンセル料金を求められた時点で断れば執拗な取り立てや嫌がらせを受ける可能性があるため、一人で解決しようとせず上記に挙げた機関へ連絡することをおすすめします。
なお、以下に闇金業者がおこなってくる嫌がらせや、解決までの期間について記載した記事を掲載しておくので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか?
カテゴリー | 相談・QA |
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作成日時 | 2017-08-08 20:44:49 |
更新日時 | 2017-08-13 14:56:17 |