一般的に、借金をする時は利息制限法という法律が適用されます。
この利息制限法という法律では、上限金利を元金10万円を超えない場合、年20%、10~100万円未満で年18%、100万円以上で15%と定められています。
しかし、闇金業者はこの利息制限法など一切無視して高額な利息で貸付をします。
そんな法外に高い利息とはどのくらいのものなのでしょうか。
トイチとは、借入金利が「十日で一割の金利」の略で、実質年率は365.0%になります。
さらに、闇金業者は複利での貸付を行うため、実質年利は1000~3000%を超えることになります。
複利の例
仮に、100万円を借りると10日目に10万円の利子が発生します。
このまま返済せずに、20日目になると前回の10万円の利子にさらにトイチの利子が加算されて121万円になります。
30日目にはさらに利子が加算され133万になり、このまま返済せずにいると…
といった暴利な数値に達します。
また、実際の返済は10日ごとに支払う形態が多く、利子のみ支払い、元本を返済しない「スキップ」という方法と元本の一部と利子を支払う方法の2種類の方法があるようです。
その他類似している利息は…
トニとは、10日に2割の金利がつくことです。年利 730% (単利)、年利 77545% (複利)
トサンとは、10日に3割の金利がつくことです。年利 1095% (単利)、年利 1441791% (複利)
トゴとは、10日で5割の金利がつくことです。 年利 1825% (単利)、年利 267504316% (複利)
カラス金とは、1日で1割の金利がつくことです。年利 3650% (単利)、年利 1.28330558031338×10^15%(複利)
もし、お金を借りる際の利息がいくらになるのか分からないという方は、利息の計算が出来るページを用意しているので、ご利用下さい。
元金と金利が分かれば、その月の利息が計算できます。
カテゴリー | 用語集 |
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作成日時 | 2017-08-06 17:41:21 |
更新日時 | 2017-08-15 14:53:55 |