利息制限法や出資法などの法律は一切無視で高い利息での貸付をおこなう闇金融ですが、単純にこの利息だけでお金を儲けているわけではありません。
債務者をさらに陥れ、お金を絞り取るという恐ろしい犯罪組織になります。
では、一体どんな方法で闇金は儲けているのでしょうか?
そこで今回は、闇金が儲かる仕組みについてまとめてみました。
そもそも闇金はどのようにして儲ける仕組みになっているのかといいますと…
元金に1割~5割の利息などがつき、返済期間は10日と短め
仮に、元金10万円、利息が10日で1割、1ヶ月で3万円になるとします。
本来、1ヶ月後にはその合計13万円を支払わなければなりませんが、支払いが難しい場合、利息の3万円を支払うだけで見逃してもらうというものになります。
もちろん、翌月の返済日がくれば、また13万円払わなくては完済出来ません。
これが続くと、元金はいつまでたっても減らないという現状に陥り、4ヶ月後には、借りた元金以上のお金を支払っていることになり、その上、元金は全く返済されていないという形になってしまいます。
実際には同じ闇金業者が営んでいたり、仲間の闇金業者を紹介し、紹介料が発生している。
闇金系列の違法なアルバイトや同じ闇金業者が営んでいる建設業、風俗、または紹介料が発生している。
などといった様々な違法な手段で儲かるようになっています。
また、勧誘時や初めの頃は安い金利で気を引き、優しくお金を貸しますが、慣れて返済が重荷になりつつある時に態度が豹変して高金利を強いるというケースもあります。
さて、闇金のお金儲けの仕組みについては上記で述べましたが、実際の所は儲かっているのでしょうか?
現状では、全額完済されずに逃げられてしまうというケースも多いようです。
闇金のような暴利な金利の場合、全額完済できずに逃げだしてもおかしくはありません。
そのため、闇金は債務者の健康保険証やパスポートを預かったり、会社や家族、知人の連絡先や住所を契約時に聞き出したりして、弱みを握るようです。
しかし、最近では闇金が違法だと知っている一般人も増えてきており、そのままお金を持ち逃げする人もいるようです。
この場合、闇金は警察や法律には弱いので、迂闊に動きにくいですが、もし逃げて見つかった場合、債務者は大変な事になるかもしれません。
カテゴリー | 疑問・なぜ |
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作成日時 | 2017-08-07 20:50:21 |
更新日時 | 2017-08-13 14:56:44 |