法定利息を大幅に上回る高金利で貸し付けをしたなどとして、警視庁生活経済課は3日、出資法違反(高金利)と貸金業法違反 (無登録営業)の疑いで、いずれも韓国籍で貸金業経営の安煕甲(34)=東京都練馬区石神井町=と、従業員の尹祥寿(33)= 葛飾区西亀有=の両容疑者を逮捕した。両容疑者は「長く闇金業をやっているので、これでしか飯が食えない」と容疑を認めている。
調べでは、両容疑者は都知事の貸金業登録を受けないまま、千代田区内神田に事務所を開設。平成19年10月中旬ごろから 今年6月中旬ごろにかけ、多重債務を抱えた葛飾区の男性会社員(40)ら4人に、約101万円を貸し付け、最大法定利息(9万8334円)の約63倍に当たる128万4715円を受け取った疑い。
安容疑者は18年6月にも、中央区日本橋で貸金業を営み、出資法違反(高金利)で登録取り消し処分を受けていた。
知人名義で新たに事務所を開設し、ダイレクトメールなどで客を募っていたという。
追加日 | 2012-06-21 14:39:41 |
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更新日 | 2016-06-20 11:55:06 |
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