法定金利の最大1147倍に当たる利息を受け取ったとして、警視庁生活経済課などは24日までに、出資法違反(高金利)容疑などで、元貸金業の金島容疑者(28)=埼玉県川口市戸塚東=ら2人を逮捕した。いずれも容疑を認めているという。
同課によると、2人は2010年11月以降、363人に約2200万円を貸し付け、3300万円以上の利息を受け取ったとみられる。指定暴力団住吉会系関係者の男(29)も関与したとみて、指名手配する方針。
逮捕容疑は10年11月~11年7月、貸金業の登録を受けず、東京都世田谷区の自営業の女性(52)ら5人に18万円を貸し付け、法定金利の37~1147倍に当たる計約193万3500円の利息を受け取った疑い。
同課によると、金島容疑者は女性に2万円を貸し、4カ月で128万円超を受領。返済が滞ると、電話で「中国マフィアに債権を渡す」と脅したり、被害者宅に救急車を呼ぶなどの嫌がらせをすることもあったという。
追加日 | 2012-05-24 00:00:00 |
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更新日 | 2023-07-14 19:17:14 |
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