違法な高金利で貸金をしたとして、警視庁中央署は、出資法違反(超高金利)と貸金業法違反(無登録営業)の疑いで、東京都中央区新川、貸金業、伊藤容疑者(32)を再逮捕した。
同署によると、インターネット上に広告を出して平成20年5月ごろから全国の延べ約500人にカネを貸し付けていた。顧客には東日本大震災の被災者もおり、「昨年1年間で約2500万円の利息を受け取った」などと容疑を認めている。
逮捕容疑は平成22年8月~23年9月、貸金業者としての登録をせずに、震災被災者の宮城県塩釜市の30代の女性ら男女4人に計32万5千円を貸し付け、法定金利(1日当たり0.3%)の約14倍に当たる利息計139万4千円を受け取ったとしている。
伊藤容疑者は今年2月下旬、中央区内の銀行で他人名義の通帳を使ってカネを引き出そうとしたなどとして、犯罪収益移転防止法違反容疑で逮捕され、起訴されていた。
追加日 | 2012-05-17 00:00:00 |
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更新日 | 2023-07-14 19:17:14 |
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