法定の最大100倍の超高金利で金を貸し付けたとして男7人が逮捕された事件で、県警生活経済課などは14日、貸金業法違反(無登録)と出資法違反(超高金利)の疑いで主犯格とみられる埼玉県蕨市南町2、飲食店経営、儀俄容疑者(36)を新たに逮捕した。
県警は、儀俄容疑者らが2008年からの3年間に約5千人に金を貸し付け、総額約5億2千万円を受け取っていたとみており、暴力団関係者への金の流れなども調べる方針。借受人は東京都が最多で3685人、埼玉県1123人、本県515人だった。
同課によると、儀俄容疑者はヤミ金グループの主犯格とされ、埼玉県を拠点に活動。首都圏の集合団地を中心にチラシを配布し顧客を募り、連絡を受けた従業員が自宅を訪問、1回に2万~20万円を貸し付けていたという。
追加日 | 2011-07-15 00:00:00 |
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更新日 | 2023-07-14 19:17:14 |
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