秋田県警や秋田中央署などは5月31日、出資法違反(高金利)の疑いで、東京都台東区東上野、貸金業、高橋容疑者(28)ら20代4人、10代1人の男計5人を逮捕した。
調べによると、高橋容疑者らは今年1月中旬ごろから2月初旬ごろにかけ、台東区に事務所を置き「アレンジ」と名乗って貸金業を営み、秋田市内の50代女性ら20~50代の男性3人、女性2人に、法定利息を超える高金利で金を貸し付け、7回にわたり計15万円の利息を受け取っていた疑いが持たれている。
被害に遭ったのは、秋田市内の50代女性、山形県と東京都で1人ずつ、北海道の2人。それぞれ法定金利の28~40倍で貸し付けられていた。被害者はいずれもアレンジから法定金利での貸し付けをうたったダイレクトメールを受け取っていた。昨年12月末に大仙署に管内の20代女性から「金利が高すぎて払えない」などと相談を受けたのが端緒となった。
県警はこれまで事務所など6カ所を家宅捜査したが、高橋容疑者らが使っていた口座には、約300人の名義で3千万円を超える金が振り込まれており、今後、余罪を追及する。
追加日 | 2011-06-09 00:00:00 |
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更新日 | 2023-07-14 19:17:14 |
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