法定利息を超える高金利で知人に金を貸していたとして、大阪府警が出資法違反(高金利)の疑いで、指定暴力団山口組の2次団体、二代目西脇組最高幹部、前本容疑者(46)=兵庫県明石市=ら2人を逮捕していたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。
逮捕容疑は平成20年7月、明石市内の飲食店で、知人の男性に約100万円を貸し付け、同年9~11月、5回にわたって法定利息の約2倍に当たる利息約50万円を受け取ったとしている。
府警の調べに対し、男性に金を貸したことは認めているが、「取り立ては下の者がやった」と容疑を否認しているという。前本容疑者は組のナンバー2である若頭を務めている。
府警は前本容疑者らが得た利益が、暴力団の活動資金になっていた可能性もあるとみて、裏付け捜査を進めている。
二代目西脇組は、神戸市西区に本拠を置く勢力約220人の団体で、20年11月に引退した先代組長は山口組の最高幹部ポストの1つである「顧問」を務めていた有力組織。14年3月には、神戸市西区で、傘下組織の組長らが神戸商船大学院生=当時(27)=を拉致し、殺害する事件を起こし、警察から集中取り締まりを受けた。""
追加日 | 2010-02-04 00:00:00 |
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更新日 | 2023-07-14 19:26:02 |
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