無価値の商品を後払いで買わせて現金を融通する「後払い商法」で違法な利息を受け取ったとして、警視庁は2日、韓国籍で東京都板橋区、職業不詳の男(45)ら男女10人を出資法違反(超高金利など)容疑で逮捕したと発表した。逮捕は8月31日。
発表によると、男らは2020年9月~21年11月、豊島区の事務所で、香川県の30歳代の会社員男性ら男女計10人に計161万7000円を貸し付け、法定金利の34~139倍の利息計152万6000円を受け取った疑い。
男らは五つのサイトを運営し、「最短5分で現金を調達」などと宣伝。無価値の情報商材をダウンロードさせた後、この商材に関する口コミを投稿させ、宣伝報酬名目で現金を振り込んでいた。その後、商材代金として高額な利息を付けた形で現金を回収していた。
警視庁は、男を中心とするグループが20年9月以降、全国の男女約7400人に計5億2000万円を貸し付け、計2億8000万円の利息を違法に得たとみている。
追加日 | 2022-09-02 13:35:00 |
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更新日 | 2023-01-08 20:04:04 |
引用元 | https://www.yomiuri.co.jp/national/20220902-OYT1T50199/ |