ツイッターを悪用して客を募り、ヤミ金業を営んだとして、県警生活経済課と海老名署は17日、貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(超高金利契約、受領)の疑いで、東京都練馬区、会社員の男(28)を逮捕した。ツイッターを使ったヤミ金業者の摘発は県警初という。
逮捕容疑は、ツイッター上で「安藤@個人融資」とうたって無登録で貸金業を営み、昨年6~10月に6回にわたって海老名市の男性会社員(24)ら4人に対し、計20万5千円を貸し付け、うち2人から19回にわたって法定金利の122倍~246倍となる計64万9千円の利息を受け取るなどした、としている。
同課によると、同容疑者は2018年7月ごろから名簿を使って個人でヤミ金業を開始。昨年6月からツイッターを使う手口に切り替え、同11月までに18~49歳の男女20人に計約100万円を貸し付け、約87万円の利益を得たとみている。同容疑者は「ツイッターは広告料が掛からず、アカウントを取れば集客できる」と供述しているという。
県警は、ホームページやSNSの管理者などにヤミ金業者の広告削除を要請している。ツイッターを悪用した業者に関する昨年の要請は516件で、17年の42件から急増している。
追加日 | 2020-02-17 19:19:00 |
---|---|
更新日 | 2023-01-08 20:04:04 |
引用元 | https://www.kanaloco.jp/article/entry-273297.html |