脅迫的な取り立てのない「ソフトヤミ金」をうたい、法定金利の最大292倍の高金利で金を貸し付けていたとして、神奈川県警は、いわゆるヤミ金融業を経営していた男女10人を逮捕しました。
出資法違反などの疑いで逮捕されたのは、無職の飯島容疑者や自称運送業の小泉容疑者ら、いずれも都内に住む男女10人です。県警によりますと飯島容疑者らはことし2月から7月にかけ、茅ヶ崎市に住む自営業の男性ら4人に対しあわせて33万円を無許可で貸し付け、法定金利より多く利息を受け取った疑いが持たれています。
飯島容疑者らは会社名を「アバロン」などと名乗り、脅迫的な取り立てのない「ソフトヤミ金」をホームページ上でうたって、法定のおよそ15倍から最大292倍の高金利で金を貸し付けていたとみられています。
県警は10人の認否を明らかにしていませんが、ことし7月までの半年間でおよそ1億6000万円の利息を得て、顧客は47都道府県の少なくとも2000人にのぼるとみて調べを進めています。
追加日 | 2018-11-08 15:40:00 |
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更新日 | 2023-07-14 18:53:16 |
引用元 | https://news.ntv.co.jp/ |