生活保護の受給者らを対象に無登録で貸金業を営んだとして、大阪府警西成署は2日、貸金業法違反の疑いで、貸金業、塚田(28)=大阪市西成区花園北=と自称パート従業員、加藤(45)=大阪市浪速区元町=の両容疑者を逮捕したと発表した。いずれも容疑を認めている。顧客は少なくとも約250人にのぼり、月に50万~80万円の利息収入を得ていたとみられる。
逮捕容疑は、5月6日~6月1日、大阪府などの登録を受けずに、西成区内の40代の男性ら2人に現金計約3万円を貸し付けたとしている。塚田容疑者は「生活保護受給者に金を貸していた」などと供述している。
同署によると、法定金利の14倍の利息を受け取っており、本人確認の身分証明には生活保護決定通知書を用いていたという。昨年11月ごろ、顧客だった60代男性が「借りた金が返せない」と同署に相談していた。
追加日 | 2016-06-02 18:49:00 |
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更新日 | 2023-07-14 18:57:59 |
引用元 | http://www.sankei.com/west/news/160602/wst1606020076-n1.html |