他人名義の銀行口座から現金を引き出して盗んだとして、寒河江署と県警生活環境課は26日、窃盗の疑いで、千葉県市川市新田5丁目、無職福井(40)と、同市北方町4丁目、飲食業能瀬(26)の両容疑者を逮捕した。ヤミ金融業者の現金引き出し役「出し子」とみられる。
福井容疑者の逮捕容疑は昨年12月中旬、千葉県松戸市で、コンビニに設置された現金自動預払機(ATM)から、大手都市銀行が管理する現金6万9千円を引き出し、盗んだ疑い。能瀬容疑者は同月中旬、同県柏市のコンビニで、同様に現金1万4千円を引き出して盗んだ疑い。
同署によると、県内の男性(40)が昨年12月、ヤミ金融業者に法定利息を超える返済をしてしまったと同署に相談。返済金の振込口座から現金を引き出している人物を調べたところ、両容疑者が浮上した。
コンビニの防犯カメラには複数のカードを使用して引き出す両容疑者がそれぞれ写っていたという。2人は面識があるとみられ、同じヤミ金融業者と関わっているとみて調べている。
追加日 | 2014-08-27 09:56:00 |
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更新日 | 2023-07-14 19:08:12 |
引用元 | http://yamagata-np.jp/news/201408/27/kj_2014082700553.php |