一般的な消費者金融と比較すると、審査が通りやすいという利点から多くの人が利用する闇金。
ブラックリスト掲載者や多重債務者など、融資をする側からすると問題なくお金を貸せる相手ではない時でも、闇金では審査が通ることが多くなっています。
そのため、一部では必要悪とされ闇金が撲滅しない原因ともされていますが、これだけ甘い審査という事は、それなりのリスクを背負うことにもなるんです…。
そこで今回は、闇金からお金を借り入れる際のリスクについてまとめてみました。
通常の消費者金融では審査が通らない方でも、闇金なら簡単に融資を受けられる事から多くの方が闇金を利用しています。
ですが、闇金を利用すると言うことは、相応のリスクを背負うことにもなるため、どんなリスクがあるのかしっかりと把握しておく必要があります。
そこで、以下に闇金から融資を受けた際に考えられるリスクをピックアップしてみたので確認してみましょう。
このようなリスクが考えられ、やはり代表的なものといえば法外に高い金利でしょう。
例えば、トイチ(10日で1割)で100万円の融資を受けた場合、10日間で10万円の利息が発生する事になります。
ですが、法定金利内の15%だった場合は4,100円となり、これがどれだけ高いのかがよくわかると思います。
また、「保証人を立てなくても100万円まで融資可能」などの広告を見かけることもありますが、いきなりそこまでの大金を借り入れすることは不可能と言えます。
最初は5万や10万などの少額を貸し付け、完済しようとすると更に無理やり貸し付けたり、返済を断るなど様々な手口を使い借金が減らない仕組みを作り上げられてしまいます。
最悪の場合、あなた自身が犯罪に巻き込まれたり個人情報が使いまわされる事も考えられ、一生に関わる問題になり兼ねません。
そうなることを回避するためにも、闇金を利用するのは絶対にやめましょう。
最後に、闇金に手を染めた事から犯罪に手を染めてしまった方の事例を見てみましょう。
2003年06月と古い記事にはなりますが、インターネット上のニュースに以下の横領事件が掲載されていました。
ヤミ金融業者の取り立てに遭い、約3600万円を着服したとして、新潟県警六日町署と県警捜査2課は27日、塩沢町、会社員、平賀有希子容疑者(30)を業務上横領の疑いで逮捕した。
供述によると、横領額は計約1億円に上る見込み。
平賀容疑者は「ヤミ金融の誘いに引っかかり、着服するようになった」と供述している。
この様に、闇金への返済に困り会社のお金を横領する事件が発生するなど、闇金を利用したことにより人生を棒に振ってしまう事例が数多く存在します。
こうならないためにも、闇金は利用しないようにしましょう。
カテゴリー | 相談・QA |
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作成日時 | 2017-08-08 18:10:07 |
更新日時 | 2017-08-13 14:56:44 |