闇金業界で使われる専門用語「パンク」。
よく「タイヤがパンクした」「回線がパンクした」などといった使い方は聞きますが、闇金のような貸金業界でいうパンクとはどのような意味があるのでしょうか?
そこで今回は、この「パンク」についてまとめてみました。
闇金用語の「パンク」とは、お金が尽きるという意味で、債務者の返済能力がない場合に使われます。
債務者がこのようなパンクした状態(返済できる見込みのない状態)になってしまうと、闇金は手段を選ばず、お金に代わる事を強要してきます。
では、実際にパンクした場合、どのようになるのか見て行きましょう。
消費者金融や銀行などからの借金を返済できなくなってしまった場合は、自己破産や債務整理など、法律的な解決方法がありますが、闇金融の場合はそうはいきません。
パンクした後の債務者は以下の様な事を強要されることになり、返済を続けなければなりません。
債務者名義で携帯電話会社や銀行口座を貸す目的で契約させたり、戸籍を売る・外国人との偽装結婚、薬物の売買や振り込め詐欺など犯罪の片刃を担ぐようなことをさせられます。
過酷な肉体労働を強いられ、逃げられない奴隷のような生活を送ることになります。
女性の場合は風俗や水商売など、高い給料の現場で働かされる事になります。返済額が大きければ精神的にも肉体的にも過酷な労働内容になるようです。
身体に2つある腎臓などの臓器は高く取引されるので、一つを売るというものになります。最悪の場合、1つしかない臓器を提供する事も…
海外に売り飛ばされ、そのお金が返済金として闇金業者に支払われる事になります。売られた先では、強制労働や性的搾取、臓器移植など、買主の好きなように使用されます。
身体の一部分を落としたり、事故のように見せかけて車に飛び込むなどをして保険金を受け取り、返済に当てるというものです。
借金の額が大きければ、生命保険をかけて、死に追いやるということもあるようです。
闇金業界で「パンク」と呼ばれる状況になってしまうととんでもない末路が待っていることになるようですね。
カテゴリー | 用語集 |
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作成日時 | 2017-08-08 23:12:04 |
更新日時 | 2017-08-13 14:56:44 |