借金が膨大な金額になってしまい、債務者が最終手段として手続きをする事が多い自己破産。
この自己破産を行なうことで借金を精算する事ができるため、一見とても都合の良い制度に見えますよね。
ところが、実際は良いことばかりではなく、それ相応のデメリットが発生してくるんです。
ですが、一般的に具体的な制限内容が知られていないため、良い制度だと思っている方も多く存在するのではないでしょうか?
そこで今回は、自己破産した際にどのような制限が掛かるのかまとめてみました。
借金の返済に追われてしまい、生活が困難になってくると自己破産という言葉が頭をよぎることがありますよね。
たしかに、自己破産が受け入れられることで借金を精算する事ができるので、生活はもちろん精神的にもかなり楽になるでしょう。
ですが、それと同時に様々なデメリットも把握しておかなければなりません。
そこで、以下に自己破産をするとあなたにどの様な制限が掛けられるのかをまとめてみたので、確認して行きましょう。
財産の制限
職業の制限
転居の制限
住宅の扱い
個人情報への影響
保証人への影響
自己破産の申立てをして破産手続が開始決定または、免責決定を受けても、保証人には何の影響も及ぼさないため、保証人は債権者から保証債務についての追求や取り立てを受けることになります。
つまり、自己破産したあなたの代わりに保証人が借金を肩代わりすることになるため、多大な迷惑を掛ける事になります。
このように、財産の大半を失う事になる他、その後の生活にも多大な影響を与えることになります。
財産を一通り失うので、家や車といった生活に必要な物もなくなってしまうため、たとえ実家に身を寄せても、その後の生活は決して楽ではないと言えます。
また、家族や保証人をはじめとする多くの人に迷惑を掛ける事になるので、自己破産の申請を考えている方は慎重に話しを進めるようにしましょう。
カテゴリー | 相談・QA |
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作成日時 | 2017-08-08 16:02:02 |
更新日時 | 2017-08-13 14:56:44 |